韓流ドラマ解説:梨泰院クラス

アロマ心理学韓流ドラマ解説
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梨泰院クラスのキャラクターをアロマ心理学で解説!

韓国NO.1飲食業界「チャンガグループ」の創設者、勝利型チャン会長と、その社員である父を持つ自由型セロイのどちらの信念が強いのか。権力に屈しない、自分の信念を貫く主人公として描かれているセロイが、人生をかけて復讐する物語として描かれている内容がとっても面白いですよね!

今回は、登場キャラクターの性格をアロマ心理学エレメント4つのタイプで解説。

なぜ、このキャラクターはこういう行動をしたのかを、アロマ心理学でしっかり分析していきますね。

主人公セロイは『自由型』

主人公。父親ゆずりの強い正義感を持つイガグリ頭の青年

物語は、主人公が転校する学校から始まります。チャン会長の息子である真実型グンオンが、自由型のイ・ホジンをいじめていることを、チャン会長の息子だからということで、学校の先生まで、目を瞑る中、セロイは、ホジンを助け、グンオンを殴ってしまうのです。

韓国は日本とは違って、かなり権威主義的な部分が多く見られるようで、他のドラマでも、同じように権力こそ全てといった描き方をされている場面が多く登場します。チャン会長に逆らうことで、社会的にマイナスを被ることを恐れる大人が、見て見ぬ振りをする場面は、心が痛みますね。

自由型は、カルマの傷として「不正の傷(頑固な人の仮面)」という心の傷を持っています。脳の癖として、嘘をつきたくない、嘘が嫌いという特徴があるのですね。

この傷がとても深い主人公セロイは、チャン会長の息子だから、いじめをしてもいいとは限らないと、自分の信念を貫くことで、父親の上司であるチャン会長に土下座をしろと言われても、しませんでした。

そのことによって、父はチャンガを辞めることとなるのですが、父は、どんな権力にも屈しない意志の強さを誇らしいといい、主人公の意志の強さは武器であると肯定します。

その後、父がグンオン(チャン会長の息子)の不慮の事故によって亡くなり、その罪を他の人になすりつけたチャン会長とグンオンに復讐を誓うというストーリーですが、

セロイは、この出来事によって、長きにわたって、チャン会長の権力に屈しない、意志の強さを貫き通し、見事、チャンガを自分のものにすることができたという話で終わりを迎えるのですが、

実は、自由型のこの頑固な傷には、陰陽があり、もちろん、光と影があるのがこの物語でよくわかります。

陽である部分は、自分の正しいと思うことを貫くという意志の強さです。自由型は、嘘をつく人間がとても嫌いで、軽蔑しているからこそ、自分自身も嘘をつかないよう、行動しようとする傾向があります。

偽り、嘘は「不正の傷」を刺激し、嫌悪感を与えるのですね。自由型は、モラルや規律を守り、社会がスムーズに風のように流れることを好む特質を持っているので、姿勢が良く、胸を張って堂々と顔をあげて歩く傾向があります。

ただ、信念というのは時に残酷で、貫こうとすればするほど、頑固な部分が出てきます。自由型の陰(影)の部分は、自分の正しさや社会的なモラルに従順すぎて、柔軟性に欠けるという部分です。このドラマでも、その頑固さが、人を惹きつける部分であり、逆に人から「人の意見に耳を貸さない人」であるという印象を与えていることが垣間見えるシーンがありますが、自由型は、自分の信念に忠実に生きれば生きるほど、他人を必要としない人物のように見えてしまう、頑固さが仇となる部分を持っているのですね。

初恋の人オ・スアは『真実型』

オ・スアは主人公セロイの高校の同級生で、初恋の相手

主人公のお父さんに支援されながら、大学に行く主人公の初恋の人であるスア。この女性は、紛れもなく真実型の特徴を忠実に表しているキャラクターと言えます。

まず、真実型は猫背で目が大きく、悲しげな表情で、「守ってあげたくなる」人たちです。スアは、勝利型のチャン会長の元で、セロイを好きでいながらも、恋人になることはなく、ただ、初恋の人である自分をどちらにも、守ってもらいたいという形で、二人のそばにいるのが特徴です。

私みたいな白黒はっきりさせたい仲良型は、好きな人の天敵である会長の会社にまず、就職することはないですし、この辺りがグレーを好む真実型ならではの行動だと思うのですが、彼女は、セロイに、「私はあなたみたいに強くないから」といって、自分の弱さを口にしたり、セロイがチャン会長よりも権力を握り、スアを救い出すという言葉を信じて「いつになったら私をあの会社から救ってくれるの?」とセロイに、自分は悲劇のヒロインであるかのように、弱々しさを主張します。

真実型は、カルマの傷に、『見捨ての傷(依存する人の仮面)』を持っているため、悲しげで守ってあげたくなる表情や態度を無意識に相手に植え付けます。この傷は、人に「放って置けない」という印象を与えるのです。チャン会長も、真実型のグンオンに対して、殴られたと聞いただけで、学校まで飛んできて、息子を守るところがありますが、真実型であるが故に、無意識に息子を守ってあげないとという勝利型の面倒見の良さや強い親心でそう思ったのかと思うと、真実型の「悲しげで守ってあげたい」と思わせるそぶりは、人を翻弄することがわかりますね。

一途な想いを貫くチョ・イソは『勝利型』

IQ162の天才で運動神経も抜群、インフルエンサーとしても人気のある女子高生

IQ162の頭脳を持つ天才で、インフルエンサーとしても活躍しているこのキャラクター。人生なんて「ちょろい」と思っていた彼女のセロイに出会う前の行動を見ていきましょう。

クラスの女の子が、いじめに遭っていて、そのいじめている女性は、やはり財閥の娘。セロイと同じ状況でも、彼女の行動は、確実に相手を仕留める頭脳明晰な作戦でした。

自由型の真っ直ぐ正当ないじめの阻止の仕方ではなく、いじめをおこなっている場面をネットに流すという作戦によって、彼女は、いじめをしている財閥の娘を懲らしめるのですが、その際に、母親が出てきて、チョ・イソに殴りかかってきます。それを通りがかりのセロイがとめ、そこから不思議なご縁で繋がって、一緒に働き、セロイの事業に欠かせない存在となっていくのですが、

チョイソの恋愛は、勝利型そのものであることが、このドラマで強く描かれています。真実型のスアが、イソに対して「セロイは私のことが好きなの」という場面でも怯まず、セロイに恋心がバレ、「俺を好きになるな」と言われても、彼女は「自分の心は自分だけのもの。誰かを好きでいることを止めることはできない」とセロイですら、自分の心をコントロールすることはできないと好きな人が自分以外を好きだからといって、諦めない姿勢をとる。

これこそ、勝利型の恋の仕方!勝利型はカルマの傷に「裏切りの傷(操作する人の仮面」という心の傷を持っています。自分は相手を巧みに操作するのですが、相手に操作されることに対しては、断固として拒否する、そういう心の傷の人であるからこそ、自分の気持ちを受け入れられないとしても、自分の心は、決してコントロールさせないと意志を貫くのです。

しかも、上昇志向の強い勝利型女性は、真実型女性のように悲しげな顔で、見つめたり、守ってほしいと同情を飼うような姿勢は見せません。スアに対して、「あなたは何もしないで、いつも求めてばかり」と、言い放ち、私が、セロイを韓国NO1にさせる!といって、スアを圧倒させる。

セロイに求めてばかりのあなたとは、格が違うのだと、とっても強気な発言をし、結果、ほとんど彼女のおかげで、セロイは韓国NO1になるのだから、すごい!

セロイがスアから、イソを好きになるのも、無理がないなあとそう感じる恋の仕方でした!

まとめ

いかがでしたか?今回は梨泰院クラスの登場人物を解説してみました。オンラインサロン「Parfait」では、毎週土曜日に、アニメ、ドラマキャラクター解説をライブ配信でおこなっております。

記事では、3人を分析した内容をお伝えしましたが、Parfaitでは、写真にあるすべての登場人物を解説していますので、ご興味がありましたら、ぜひ、Parfaitにご入会いただけると嬉しいです。

アロマ心理学は、見た目と話す言葉、人格の癖を見ることで、どんな人が見極めることができる心理学です。ぜひ、ご興味がありましたら、エレメント4タイプ診断無料診断アプリをおこなってみてくださいね。

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