私たちには、野性の勘というものが存在します。
この動物的な本能の部分にある野性の勘。
安心安全な日本においても、この野性の勘を使わないといけない場面は、存在し、私達の潜在意識の傷がクリアにならないと、本当の意味で、この野性の勘をうまく使えないと私は感じているので、
自分が感じる感覚や、本能の部分で相手にこだわる感情、全てが違うとは言いません。
ただ、恋愛という分野に関しては、この本能に従うからこそ、相手を見間違え、自分とは愛の循環が行えない相手を、心に穴があるからこそ求めてしまい、うまくいかないという状態に陥ってしまうのです。
およそ1000人以上の人を診断してきた私が今まで統計的なデータをもとに、いうのならば、恋愛は、決して野性の勘に従って、行ってはならないとそう感じています。
それでは、なぜ、本能に従ってはならないか。
その理由をステップを踏んで一つずつ解説していきます。
実は、女性の脳には、男性の遺伝子を残すために、外見を見ると好きになってしまうという脳に刻み込まれた『外見タイプ』が存在します。その相手を見ると、恋に落ちるようにプログラムされており、ときめきと同時に、脳内のドーパミンが分泌され、相手のことを手に入れたい(男女の関係になりたい)と、必然的に繁殖の欲求が沸き起こるようになっているのです。
聖書で言うアダムとイブの物語を知ると、この理由がよくわかります。
アダムの肋骨から生まれたイブは、最初、アダムに恋をしたわけではなく、水面に移った自分に恋をしています。
ギリシャ神話の『ナルキックス』の逸話では、男性であるナルキックスが水面に移った自分に恋をして、その水面から離れられなくなり、餓死したという逸話がありますが、聖書では、その逸話は、イブとして語られているのです。
その後、水面に移る自分に恋をしたイブに対して、アダムが
「君は僕の一部』と言い続け、やっと水面から離れ、アダムを見て、恋をしたという記述があるように、運命の人を見つけることができるのは男性であり、女性にはその能力はないと解釈することができます。
女性が恋をする目的。
それは、心の中に穴があるから。
寂しさ、悲しさ、一人でいられない、孤独、優しくされたい、興奮したい。
これらの感情は、メスとして誰かに守ってもらいたいという感情です。
私達ホモ・サピエンスは、最初、一夫多妻制でした。
村の長は、50人くらいの集落のうち、半数の女性を妻にしておりましたし、女性は多くの女性と男性を共有する生き物でした。
ユダヤのソロモン王は、1000人の妻・愛人がいたと言われておりますし、モンゴルの皇帝も、800人くらいの女性を抱えていたと言われていますから、男性はハーレムを作りたいがために、強い権力と腕力を持たなければならなかったですし、
強い男性に、守ってもらわないといけないというカルマを私たちは抱えています。
だからこそ、一人でいると生命の危機を感じるカルマが発動し、つい、男性を求めてしまうのです。
運命の人に出会うことができる女性は、脳の中のカルマを自分で解消し、自分の機嫌は自分で取ることができる状態になっていると感じます。
風の時代。私達女性が、寂しさや孤独によって、心の穴を埋めようとしても、男性は、一歩先に精神成長を果たし、女性の自立を促す相手となっていますので、運命の相手に出会ったとしても、相手から
「今は、彼女とは付き合えないな」と心の穴の存在を見破られ、距離を取られてしまうことになってしまいます。
だからこそ、潜在意識の自分を知り、心の穴を自分で埋めれるようになることが重要なのです。
アロマ心理学では、本来の自分を取り戻すために、あなたの潜在意識の人格、あなたの運命の人を導く診断をおこなっております。
ぜひ、一度診断の方、受けてみてくださね!