Success Story

私は、起業して11年、アロマセラピストとしてサロン経営、スクール運営、協会運営を行ってきました。

初めは大手アロマ協会(JAA)の加盟校の講師として認定資格を提供するスクールを経営していたのですが、アロマテラピーが日本に上陸して40年。

資格を保有している人の数が、3万人くらいいると言われている、世間に最も知られている認知度の高い代替療法となってしまったことで、多くのアロマセラピストは、他と差別化ができず、アロマテラピーに特化して活動することを諦めてしまうという問題を抱えていました。

認定資格を提供する加盟校の先生の仕事は、私にとても合っていて、当スクールは生徒の合格率が80%を超えるとても優秀なアロマセラピストを輩出するスクールとなり、JAA協会からも賞賛をいただくことが多かったのですが、

私は、保有した資格を活用できない生徒の悩みに直面し、自分のオリジナル講座を作ることに専念します。

その中で、一際、輝きを放ったのがアロマ心理学です。

この心理学は、初め、アロマセラピストが調香(精油10本以上を使った香水)を作る際、クライアントが求める香りを提供するために、どんな香りが好みの人なのか、カウンセリングするために作成したものです。

フレグランスジャーナル社から出ている一冊の本を活用し、そこからカウンセリングシートを作り、パーソナル45種類(今は48種類に増やしています)のどのタイプなのかを理解することで、

その人が求める香りを作成することができるというアロマセラピストのための心理学であったからこそ、多くのセラピストがこの講座を受講する人気の講座になったと思っています。

でも、思わぬ形で、受講する生徒さんの種類が変わっていきます。

アロマセラピーを学んでいない、アロマテラピーにこだわりのない人まで、講座を受講し出すのです。

加盟校の講座は、このアロマ心理学講座によって、どんどん提供することがなくなり、私はこのアロマ心理学開発に6年間、向き合う旅に出ることになったのです。

自分の体がコントロールできない2週間

あれは、2020年12月20日の出来事でした。そのひと月前、私はアロマ心理学を6年かけて開発しながら、認定協会を立ち上げ、その協会を一緒に運営していた人から大きな精神的なダメージを受け、眠れない1ヶ月を過ごしていました。

もう、一緒に仕事はできないとそう伝えたのにも関わらず、私は、精神的なダメージから回復できず、不眠症に陥り、いつも心臓がバクバク音を立てているような感覚に見舞われるのです。

まるで、脳内のノルアドレナリンが、ずっと分泌し続けているような、興奮状態が続き、日中も、ソワソワして、落ち着く事ができず、今振り返ると、自分の精神状態は、過去、経験した事がないような状態であったと感じます。

普通なら精神科に行って、薬をもらって眠れるようにするのかもしれませんが、私は自分が、なぜ、こんな精神状態になったのか、自分で答えを知りたいと思っていました。

その時の私は、とにかく5冊の本を読み漁り、自分に何が起きていて、どのように解釈すれば、心が休まるのか、一生懸命学びました。

その時、一冊の本に出逢います。斎藤一人さんのお弟子さんの本です。

初め、かなり怪しい内容に思えたので、本を閉じようとしたのですが、なぜか、読みすすめることになり、読んでいくと、本の中で、辛いときは、「大丈夫」と百回唱えてごらんというお話が書かれていました。

私は藁にも縋る想いで、大丈夫を百回唱えました。

すると、その夜から眠る事ができたのです。

そこから、私は言霊の威力を理解し、あらゆる言葉を唱え始めました。

天国言葉と言われる「愛してます、ついてる、嬉しい、楽しい、感謝しています、幸せ、ありがとう、許します」を唱えるうちに、私の波動が一気に上がり、12月11日の私の誕生日を境に、私の中の光が目を覚まし、家を掃除し出すのです。

今まで心の余裕が一切ない生活をしていたこともあり、玄関には靴が散乱し、キッチンの水回りは水垢だらけ、トイレは1週間に1度しか掃除しない、そんな日々を送っていたのですが、なぜか、その時の私は、四隅の埃に目がいくようになり、あらゆる部分の汚れが気になって仕方ないのです。

仕事に全く手をつけず、私はとにかく家を掃除しまくりました。

すると、元夫の部屋を除いて、あらゆるところに隙間ができ、そこに観葉植物を置いたり、壁紙を綺麗に張り替えたりと、全く別の家へと変化を遂げたのです。

そんな無意識に支配された私を、側から見た元夫は、私のことが怖くなって、私についていけないと離婚することを言い渡されました。

家が綺麗になり、子供たちも元気になり、あらゆる面で、幸せへと近づいているのに、元夫は、その環境に馴染めず、家を出てしまいました。

波動が上がると、大きな人間関係の断捨離が起きる。

私は愛していた夫が、私の変化によって出ていってしまったことが悲しくて、受け止められないでいました。

でも、これは多くの人が乗り越えられない試練であり、心の傷が癒え、波動が上がることで起きるアセンション(次元上昇)だったのです。

某オンラインサロンという閉鎖された場所
でアロマ心理学の統計をとる1年間

離婚した私は、新しい出会いを求めて、あるオンラインサロンに入会し、1年半かけて様々な挑戦をしながら、メンバーと交流をおこなってきました。

そのコミュニティの中で、自分のコンテンツであるアロマ心理学の統計を取ることができ、アロマ心理学は7年ぶりに完成することができたのです。

それくらい、心理学を作る際には、臨床(最近では心理学の部門でもこの言葉を使います)をとることが難しく、とにかく人を見る数が必要でした。

私が所属していた某オンラインサロンは5000人もメンバーがいて、メンバー同士の交流も盛んで、自分の自己開示をして、露出をしていくことを促進している数少ないコミュニティでした。

オンライン上で、たくさんの人を見て、交流することができる仕組みのおかげで、私は今まで女性のみの臨床しかなかったものに、男性の臨床も加わって、どんなパーソナルの人なのかを、見極める目がついたことに当初、入会した時、喜びと感動を覚えていました。

私自身も、あらゆる挑戦をさせていただき、自分がメンバーから認知されていく中、仲良く交流できるメンバーが増え、友達になっていくと、私の言葉から自然とアロマ心理学の話が出てくるようになりました。

私は、あまり黙っていられないタイプと言いますか、なんでも話してしまう傾向があり、つい、そんな話をしていたのですが、アロマ心理学は本当に魅力的な心理学で、たくさんの人がこの心理学の話を聞いて、『楽しい』『もっと知りたい』とついには、東京から名古屋まで私に会いにきてくれるメンバーまでいました。

その時、1人のメンバーがこんなことを言ってくれたのです。

「私、アロマ心理学を学びたい」

彼女は、私のアロマ心理学を素晴らしいと褒めてくれて、もっと学びたいというのです。

でも、この時、私はアロマ心理学を進化させるために、臨床をとって、講座を改変したいと思っていた時だったことと、講座はとても高額なので、アロマセラピストでもない彼女が受講しても、満足してもらえないのではないかと、躊躇いがあったのです。

でも、この熱い想いに答えたい。

そう思った私の口から、出た言葉。

それが、

「アロマ心理学のコミュニティを作ろう」だったのです。

自分と戦ってきた活動

そこからアロマ心理学で交流することをメインとしたコミュニティを立ち上げます。

当時、アロマ心理学をメンバーに少しでも知ってもらいたいと思っていたこともあり、無料で診断会を行っていました。

それを見て、アロマ心理学コミュニティにたくさんの人が入会し、一気に60名くらいになっていきました。

でも、私の心の中には、葛藤がありました。

実は、私自身、生徒さんにアロマ心理学を無料で診断してはいけないと、仕組みを作っていたこともあり、自分が無料で診断していいものか、とても迷っていたのです。

でも、私は新しくアロマ心理学を進化させたかったし、その上で、何より臨床が欲しかった。

それには、まず、自分が与えることでしか、得るものはないと、自分を奮い立たせて、診断会を行っていたのです。

それが功を奏し、アロマ心理学コミュニティは、140名の人が所属しているコミュニティに成長しました。

でも、そこには、またまた葛藤が・・・。

アロマ心理学を診断するだけではなく、どうしても、アロマ心理学を学んでもらい、その上で、みんなと交流するという目的を果たす必要がありました。

私は、また、自分の中でギバー精神が問われる場面に直面します。

講座でアロマセラピストに提供している内容を、無料で提供していいのだろうか。

でも、そんなことは言ってられません。

集まってきてくれているメンバーは、本気でアロマ心理学を学ぼうとしている。

ここにコミットメントしてくださる皆様は、アロマ心理学を知りたいと集まってくれた人たち。

この人たちに、アロマ心理学で楽しんでもらうことだけが、私にできることではないのか。

そう思った時、アロマ心理学が劇的に進化したのです。

心の階層ができる

実は、アロマ心理学は、外見的特徴で人のパーソナル精油を導くため、生年月日などの個人情報を知らなくても、アロマ心理学を学んでいればどんな人か理解できるのが魅力の心理学なのです。

その中で、カナダのセラピストが5つの心の傷という人のカルマが外見に出ているという本を出しており、それをアロマ心理学に導入していたのですが、そのカルマの部分は、人間が心を作り出すきっかけとなった社会的集団の中での生存政略であることがわかったのです!

私たちは、人とこのエレメントの部分で、共感できるように、社会的集団を形成する際の共通点を持っています。

このエレメント。48種類のパーソナル精油で導く際よりも、かなりアバウトではありますが、伝え方が細かいか、アバウトかの違いくらいで、約7割程度、人との共通を導けるのです。

そのため、アロマ心理学コミュニティでは、毎日、私がFacebookページにて、メンバーの方がおはようございますと挨拶する際、

「おはようございます。自由型のリンデンブロッサムさんですね」とエレメントの型とパーソナル精油で挨拶するアロマ心理学的なあいさつが生まれたのです。

このことによって、同じ自由型の人と、

「自分と同じ自由型だ」と仲間意識ができ、自由型の特徴を話すと、そこからコメント欄でお互いの共通点を話し合い、強い一体感と共感を生み出す。

これをほぼ、毎日3ヶ月続けるたことによって、そのうち、メンバーがエレメントを覚え出し、共通の会話ができるようになります。

特に、面白かったのは、真実型の皆様です。

この真実型の特徴は、感性が豊かで、繊細な人が多いという特徴があるため、つい、その気持ちを他者にぶつけてしまう人が多いのが特徴です。

実は、共感が強いからこそ、集団内の空気に敏感で、変化に弱く、つい、苦しくなって他者にその気持ちを理解してもらおうとしてしまうのです。

一見、それはマイナスのように見えるかもしれませんが、実は、この真実型の共感の高さがアロマ心理学を支えていると言っても過言ではないと思っています。

真実型の人たちは、共感性の高さで、人と精神的な繋がりを作るのが得意なのです。

だから、真実型のパーソナルの人を紹介する診断会では、その人が話す言葉に、逐一共感し、そこから真実型の一体感を作り出し、交流を深めている。

私は、このアロマ心理学コミュニティで、この心理学が新しく『コミュニケーションを促進する心理学』となったことを、実感しています。

いつも、私は、アロマテラピーを学ぶ際の目的が、趣味であると言われることに、共感できなかった。

なぜなら、趣味にしては高額で、その上、精油も高い。

結局、趣味ってそんなもの。

お金がかかるから、いつも裕福な人しか、楽しむことができない。

理不尽極まりないものだって。

だから、私が作るものは、絶対にみんなが活用できるものにしたかった。

あらゆる心理学が学問の域から出ない、もしくは、占いと混同するもの(動物占いが個性心理学へと変わったり)であることが、とてももったいなく感じていたから、

心理学であるけど、学びながら、みんなと共感でき、他者の気持ちを理解できるコミュニケーションを促進する心理学へと進化できたこと、それがこのコミュニティで体験した『アロマ心理学の楽園』であるエデンであることを知ったのです。

人間は分類する生き物

初めて、生物に学名をつけた、カール・フォン・リンネ。

彼は、見た目で動物や植物を分類した植物学者ですが、属名と種名で分けるこの『二名法』という方法は、無謀であったとされており、

ダーウィンは、
『もともと、分けれないものを分けようとするから、こんなことになる。他の動物は、進化しながら、変化している。』と、分けたものが、分けたもの同士で繁殖するだけではなく、犬や狼のように交雑する動物によって、別の種ができることで、永遠に分けることなんて無理なのだと伝えています。

確かに、植物も動物も、交雑する可能性があり、この世の中には、絶滅する植物もあれば、新しい植物も誕生する。

でも、明確に分けることが、カールフォンリンネの真の目的ではなく、分類することで、人間は安心する生き物であるということが、この分類法に含まれているのではないかと私は思ったのです。

人間は、自分と違うもの、未知のものを極端に警戒し、怖がる生き物である。

だからこそ、リンネは、生物を分類したのではないだろうか。

見たこともない動物に恐るのではなく、分類することで安心感を得る。

でも、ここで疑問が生じます。

なぜ、人間は、こんなに多く存在するのに、分類されていないのか?

いや、正確には分類されていたのです。

約3〜7万年前に私たちの祖先であるホモ・サピエンスは、他のホモ属を根絶やしにし、人間はホモ・サピエンスのみになった。

ホモ属は、他の動物と異なり、交雑しなかった。

そのため、人間=ホモ・サピエンスのみとなり、生物界の頂点に君臨することに成功したのです。

それなのに、私たち人間は、古来、他の動物に襲われて命を失う確率よりも、同じホモ・サピエンスに殺されて命を失う方が多かった。

つまり、人間は、犬とか、猫とか、見た目や行動ではっきりとどんな生物か、わかるとしたものの方が、精神的に安心する傾向がある。

このことを踏まえて、私のアロマ心理学コミュニティで

『仲良型レモンさんですね』と挨拶をしているのは、もしかして、この心理学が初の人間分類学になる可能性があるからなのではないかということに、改めて気がついたのです。

アロマ心理学は、実は、単体となったホモ属という全て同じ人間の、持って生まれた人格の『型』を明らかにすることによって、多くの人がそこで共通を導き出し、仲間となって受け入れる体制を作り出すことができる、コミュニケーション心理学である。

だからこそ、アロマ心理学で交流する場所が必要だった。

みんながアロマ心理学を学び、自分と他者の個性を理解し、人を受け入れ、許し、励ますコミュニティを作る!

その志が、アロマ心理学オンラインサロン『Parfait』誕生につながったのです。

アロマ心理学を学んだ未来

私たち、人間は、植物と同じように自分が変わることでしか、現実を変えることができません。

では、どうやって自分の願いを実現できる現実を作り出すのか。

それこそ、アロマ心理学で学ぶ潜在意識の人格を学ぶこと。癒そうとしないで脳の癖を意識するだけで、心の傷は癒え、どんどん現実が変化していきます。

日本人は、昔から、閉鎖された島国で、未だ、他の国の人のことを外国人と呼ぶ、同じ顔と同じ言語を使うことにこだわるアイデンティティを持った国民です。

だからこそ、平等を重んじ、人と違うことがまるでいけないことのような教育を受けてます。

でも、私たちは、一人として同じ人生を歩む人はいません。

その上で、集団で生活する社会的な生き物である私たちが、他者から自分の個性を受け入れてもらうことができる機会を作ることは、精神的安心感を生み、集団的意識の成長を促進し、心地よい人間関係を作り出すことができることを、私はアロマ心理学コミュニティを作って、そう感じています。

エレメントを学ぶと、自分は特別なようで特別ではないことに気が付きます。

同じような脳の癖を持った人から得られる安心感。

私は変な人ではない、社会的集団の中で、こんなに素晴らしい才能を発揮できる人なのだと知れる。

その上で、自分の持って生まれた植物と同じ才能を理解することで、自分だけにしかない特別な才能を理解できる。

変な人ではないけど、特別な人。

このことが理解できた時、人は、『Parfait=完璧な』生物であることを腑に落とすことができるのです。

その上で、アロマ心理学を学ぶことで、素敵な人格になることで、カウンセラーの道が開けるように、アロマ心理学動画講座、Parfaitでの毎日配信で、どんどん思考の癖を癒し、理想の自分を手に入れることができ、そんな自分を選んでくれるクライアント(もしくはファン)がつく、そんな人生を体験してほしい。

風の時代、誰もが「心」という目に見えないものに意識をむけ、自分の心の幸せを求める世界において、私たちが作り出す現実に大きな影響を与えている潜在意識の人格を楽しく理解できることは、これからの人生の発展に欠かせないと感じています。

心のお医者さんであるカウンセラー、セラピストを目指すなら、まずは、あなた自身があなたを癒し、誰からも愛される人格を手に入れる必要があります。

誰からも好かれる人格を手に入れ、あなただけに相談したいと望まれるカウンセラーになれる未来を開く心理学、それがアロマ心理学なのです。